スンコロクの小壺

14世紀以降にタイのスワンカロークで焼かれた小壺です。
桃山時代に日本に紹介され、スンコロクと称されて当時の茶人を魅了しました。
今日、五百年の年月を経てインドネシアの沈船から引き上げられ日本の骨董市に二千円で並びます。
小さな野の花を生けてみましょうか、何でもない花が悠久の歴史を帯びて輝きます。







    2024ー6−14